群馬県立土屋文明記念文学館


New 特別講演「歌人・笹公人が語る現代短歌~「ハナモゲラ和歌」や連句にも触れながら~」2020.2.29

笹公人先生は、第3歌集のタイトル『抒情の奇妙な冒険』(荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』へのオマージュ)が示すように、ポップカルチャーを短歌に大胆に導入した、現代短歌を代表する歌人の一人であり、さらにユニークな作品を短歌史の中に見出す目利きでもあります。
「ハナモゲラ和歌」は、タモリ、山下洋輔、大橋巨泉といったそうそうたる面々が、1970年代から80年代にかけて作った、意味をなさない音の連なりからなる短歌で、先生の著書により、近年再びスポットライトを浴びました。
イラストレーターの和田誠などとともに、連句も旺盛に手掛けてきており、2019年に亡くなった和田さんの思い出とあわせ、連句の魅力についてもご紹介いただきます。

 2020年2月29日(土)14:00~15:30
 講師:笹公人氏(ささ きみひと、歌人・現代歌人協会理事)
1975年東京都生まれ。17歳の頃寺山修司の短歌をきっかけに作歌を始める。1999年未来短歌会に入会し岡井隆に師事。現在「未来」選者、大正大学客員准教授、和光大学非常勤講師。
歌集『念力家族』(2003)、『念力図鑑』(2005)、『抒情の奇妙な冒険』(2008)、『念力ろまん』(2015)のほか、著書に『笹公人の念力短歌トレーニング』(扶桑社、2008)、絵本『ヘンなあさ』(本秀康 絵、岩崎書店、2008)、『連句遊戯』(和田誠との共著、白水社、2010)、『遊星ハグルマ装置』(朱川湊人との共著、日本経済新聞出版社、2011)、『連句日和』(俵万智、和田誠、矢吹申彦との共著、自由国民社、2015)、『ハナモゲラ和歌の誘惑』(小学館、2017)など。2015年からNHK Eテレで放映された連続ドラマ「念力家族」は笹氏の短歌が原案。2016年3月1日~31日には大阪府堺市の「さかい利晶の杜」で「念力歌ふぇ―笹公人作品展―」が開催。
2008年に文化庁主催「「言葉」に関する参加体験型講習の指導者養成事業」講師として福島県、神奈川県で教員への研修、中学校での授業を行い、宮崎県日向市の「牧水・短歌甲子園」審査員を2012年の第2回以来務めるなど、若い世代への指導経験も豊富。当館の依頼に応え、2016年に群馬県内教職員向けの研修会講師を務め、その後も県内小中学校、高校で短歌の授業を続けている。

電話、当館受付カウンターで申し込みを受け付けます。(申し込み順)
参加無料。定員150名。 ※事前の申し込みが定員に達しない場合には、当日受付も行います。
〒370-3533群馬県高崎市保渡田町2000 電話027-373-7721