群馬県立土屋文明記念文学館


当館蔵『古今和歌集』写本見返し絵 神奈川県立金沢文庫にて公開中 2018.9.22~11.11

当館蔵『古今和歌集』写本の見返し絵が、神奈川県立金沢文庫の特別展「西湖憧憬―西湖梅をめぐる禅僧の交流と15世紀の東国文化―」(2018年9月22日~11月11日)で展示されています。
絵巻、あるいは巻子装の見返し絵を転用したと思われる作品で、「見返し絵」に湖水と舟に乗った老人、「後見返し絵」に書物をくわえた鶴が描かれており、画題として宋代の詩人、林和靖(りんなせい、967-1028)を想起させます。「やまと絵」を代表する絵師・土佐光信周辺の作品ではないかと考えられています。
同作を大きな文脈の中で見つめる貴重な機会となっており、当館でも今後同展の視点を踏まえた展示を行う予定です。

『古今和歌集』写本見返し絵、後見返し絵
室町時代後期:15世紀末~16世紀初頭、紙本著色(本文は室町時代前期頃写、伝東常縁筆)