群馬県立土屋文明記念文学館

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当館オリジナル「三十六歌人」絵はがきをミュージアムショップで販売中!(1枚100円)

15.俊成卿女のみ欠品中です。

※「三十六歌人(さんじゅうろっかじん)」は開館時に当館で独自に選んだもので、平安時代中期の歌人・藤原公任(ふじわらのきんとう、966-1041)が著した『三十六人撰(さんじゅうろくにんせん)』に載っている「三十六歌仙(さんじゅうろっかせん)」とは異なります。当館常設展示室中央でそれぞれの歌人の短歌と人形を展示しています。

1~7:『万葉集』に取られた古代の歌
1.額田王(ぬかたのおおきみ) 『万葉集』
  君待つとわが恋ひ居ればわが屋戸のすだれ動かし秋の風吹く

2.柿本人麿(かきのもとのひとまろ) 『万葉集』
  小竹(ささ)の葉はみ山もさやに乱(さや)げどもわれは妹(いも)思ふ別れ来ぬれば

3.持統天皇(じとうてんのう) 『万葉集』
  春過ぎて夏来るらししろたへの衣乾したり天の香具山

4.山部赤人(やまべのあかひと) 『万葉集』
  春の野にすみれ摘みにと来しわれぞ野をなつかしみ一夜寝にける

5.山上憶良(やまのうえのおくら) 『万葉集』
  世間(よのなか)を憂(う)しとやさしと思へども飛び立ちかねつ鳥にしあらねば

6.大伴旅人(おおとものたびと) 『万葉集』
  験(しるし)なき物を思はずは一杯(ひとつき)の濁れる酒をのむべくあるらし

7.大伴家持(おおともやかもち) 『万葉集』
  うらうらに照れる春日に雲雀(ひばり)あがり情悲(こころかな)しも独りしおもへば

8~13:『古今和歌集』などに取られた平安時代の歌
8.小野小町(おののこまち) 『古今和歌集』
  花の色はうつりにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに

9.在原業平(ありわらのなりひら) 『古今和歌集』
  桜花ちりかひくもれ老いらくの来むといふなる道まがふがに

10.紀貫之(きのつらゆき) 『古今和歌集』
  年ごとにもみぢ葉ながす龍田川(たつたがは)みなとや秋のとまりなるらん

11.紀友則(きのとものり) 『古今和歌集』
  きみならで誰にか見せん梅の花色をも香をも知る人ぞ知る

12.和泉式部(いずみしきぶ) 『後拾遺和歌集』
  黒髪のみだれも知らずうちふせばまづかきやりしひとぞ恋しき

13.藤原敏行(ふじわらのとしゆき) 『古今和歌集』
  秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる

14~21:『新古今和歌集』などに取られた平安・鎌倉時代の歌
14.藤原俊成(ふじわらのしゅんぜい) 『新古今和歌集』
  むかし思ふ草のいほりのよるの雨に涙な添(そ)へそ山ほととぎす

15.俊成卿女(しゅんぜいきょうのむすめ) 『新古今和歌集』
  風かよふ寝ざめの袖の花の香(か)にかをるまくらの春の夜の夢

16.寂蓮(じゃくれん) 『新古今和歌集』
  村雨(むらさめ)の露もまだひぬまきの葉に霧立ちのぼる秋のゆふぐれ

17.式子内親王(しょくしないしんのう) 『新古今和歌集』
  玉の緒(お)よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする

18.藤原定家(ふじわらのていか) 『新古今和歌集』
  かきやりしその黒髪のすぢごとにうち臥(ふ)すほどは面影ぞたつ

19.後鳥羽院(ごとばいん) 『新古今和歌集』
  奥山のおどろが下も踏みわけて道ある世ぞと人に知らせむ

20.西行(さいぎょう) 『山家集』
  ねがはくは花のしたにて春死なむそのきさらぎの望月(もちづき)のころ

21.源実朝(みなもとのさねとも) 『金槐和歌集』
  世の中は常にもがもな渚漕ぐ海士の小舟の綱手かなしも

22:江戸時代の歌
22.良寛(りょうかん) 『良寛歌集』
  道のべに菫摘みつつ鉢の子を忘れてぞ来しあはれ鉢の子

23~36:明治時代以降(近代)の歌
23.正岡子規(まさおかしき) 『竹の里歌』
  真砂(まさご)なす数なき星のその中に我にむかひて光る星あり

24.与謝野晶子(よさのあきこ) 『みだれ髪』
  その子二十(はたち)櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな

25.若山牧水(わかやまぼくすい) 『海の声』
  白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ

26.石川啄木(いしかわたくぼく) 『一握の砂』
  友がみな我よりえらく見ゆる日よ/花を買い来て/妻としたしむ

27.北原白秋(きたはらはくしゅう) 『桐の花』
  君かへす朝の舗石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ

28.伊藤左千夫(いとうさちお) 『増訂左千夫歌集』
  今朝(けさ)の朝の露ひやびやと秋草やすべて幽(かそ)けき寂滅(ほろび)の光

29.長塚節(ながつかたかし) 『長塚節歌集』
  水打てば青ほおずきの袋にもしたたりぬらんたそがれにけり

30.前田夕暮(まえだゆうぐれ) 『生くる日に』
  向日葵は金の油を身にあびてゆらりと高し日のちいささよ

31.島木赤彦(しまきあかひこ) 『切火』
  夕焼空焦(こ)げきはまれる下にして氷らんとする湖(うみ)の静けさ

32.木下利玄(きのしたりげん) 『紅玉』
  街をゆき子供の傍(そば)を通るとき蜜柑(みかん)の香(か)せり冬がまた来る

33.会津八一(あいづやいち) 『南京新唱』
  あめつち に われ ひとり ゐて たつ ごとき  この さびしさ を きみ は ほほゑむ

34.釈迢空(しゃくちょうくう) 『海やまのあひだ』
  葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり

35.斎藤茂吉(さいとうもきち) 『白き山』
  最上川逆白波のたつまでにふぶくゆふべとなりにけるかも

36.宮柊二(みやしゅうじ) 『日本挽歌』
  あたらしく冬来たりけり鞭(むち)のごと幹ひびき合ひ竹群(たかむら)はあり

三十六歌人はがき 1枚100円
10枚ご購入で2枚サービス
(組み合わせ自由。まとめ買いがおトクです。36枚で3,000円になります。)

■当館ミュージアムショップで販売しています。
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群馬県立土屋文明記念文学館ミュージアムショップ(県立文学館内)
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