群馬県立土屋文明記念文学館

短歌に関する学校連携事業

(参考:平成24~28年度実施)

学校の先生方向け研修会「歌人の声を聞く〜子どもと短歌〜」

 平成23年度から「小学生の短歌教室スペシャル〜歌人の先生に学ぶ〜」講師として、 群馬県内の小学校に毎年数校ずつおいでいただいている歌人の今野寿美先生と、もうお一人の歌人の先生の対談形式などで、子どもが作った短歌をどう評価するかなどについてのお話をしていただきました。
※平成26~28年度には、高崎市教育センターと共催の専門研修「国語科研修「短歌」」を兼ねて開催しました。
(平成27年度からサブタイトルを「子供と短歌」から「子どもと短歌」に変更しています。)

対象:群馬県内の小学校にお勤めの教職員・群馬県内の中学高校にお勤めの教職員

今野寿美(こんの すみ)氏略歴

 1952年、東京都生まれ。1979年、「午後の章」により角川短歌賞受賞。『世紀末の桃』(第13回現代短歌女流賞)、『龍笛』(第1回葛原妙子賞)、『かへり水』(第37回日本歌人クラブ賞)など『さくらのゆゑ』まで10歌集を刊行。著書に『24のキーワードで読む与謝野晶子』、エッセイ集『歌がたみ』、『短歌のための文語文法入門』、編著に『山川登美子歌集』など。2009~2010年度NHK教育テレビ「NHK短歌」選者。現在『りとむ』編集人。宮中歌会始選者。
 子どものための短歌入門書として『読んでみよう わくわく短歌』『作ってみよう らくらく短歌』(ともに偕成社、2000年)がある。「小学生の短歌教室スペシャル」(平成28年度から「歌人が学校に!」)講師として、平成23年度から毎年数校ずつ、のべ30校で短歌の授業を行っている。(平成29年3月現在)

◎平成24年度

講師:今野寿美氏
2012年8月24日(金)14:00~15:30 県立文学館2階研修室3

◎平成25年度

講師:今野寿美氏、栗木京子氏
2013年8月2日(金)14:00~15:30 県立文学館2階研修室3

栗木京子(くりき きょうこ)氏略歴(対談当時)

 愛知県名古屋市生まれ。京都大学理学部を卒業。在学中に「コスモス」短歌会に入会し、作歌をはじめる。京都大学短歌会顧問であった高安国世の指導を受ける。1981年に「塔」短歌会に入会。現在まで『水惑星』(第10回現代歌人集会賞)、『綺羅』(第5回河野愛子賞)、『夏のうしろ』(第8回若山牧水賞)、『けむり水晶』(第41回迢空賞)など『しらまゆみ』まで7歌集を刊行。2007〜2008年度NHK教育テレビ「NHK短歌」選者。現在「塔」選者。子どものための短歌入門書として『短歌を楽しむ』(岩波ジュニア新書、1999年)、『短歌をつくろう』(岩波ジュニア新書、2010年)がある。

◎平成26年度

講師:今野寿美氏、穂村弘氏
2014年8月20日(水)14:00~15:30 県立文学館2階研修室3
※高崎市教育センターと連携し、本研修をもって共催の専門研修「国語科研修「短歌」」を兼ねることを開始。

穂村弘(ほむら ひろし)氏略歴(対談当時)

 北海道生まれ。上智大学文学部英文科を卒業。1986年、連作「シンジケート」で第32回角川短歌賞次席。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で、第19回伊藤整文学賞。同年、「楽しい一日」30首で第44短歌研究賞。歌集に『シンジケート』、『ドライ ドライ アイス』、『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』など。エッセイ集に、『世界音痴』、『にょっ記』など。「ほむらひろし」名義で絵本の翻訳多数。日経歌壇選者。子どもに向けた短歌アンソロジーに「めくってびっくり短歌絵本」シリーズ全5冊(岩崎書店)がある。

◎平成27年度

講師:今野寿美氏、東直子氏
2015年8月26日(水)13:00~14:30 県立文学館2階研修室3

東直子(ひがし なおこ)氏略歴

 広島県生まれ。神戸女学院大学家政学部食物学科卒業。1996年「草かんむりの訪問者」で第7回歌壇賞受賞。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』『東直子集』『十階』。2006年の『長崎くんの指』以来『とりつくしま』など小説も多数。エッセイ集に『鼓動のうた』、短歌入門書に『短歌の不思議』など。2009~2010年度NHK教育テレビ「NHK短歌」選者。現在「かばん」会員。早稲田大学文学学術院文化構想学部客員教授。絵本に、たんじあきこ絵『ぷうちゃんのちいさいマル』(岩崎書店、2013年)などがあり、子どもを対象とした短歌のワークショップなども行っている。

◎平成28年度

講師:今野寿美氏、笹公人氏
2016年8月26日(水)14:00~15:30 県立文学館2階研修室3

笹公人(ささ きみひと)氏略歴(対談当時)

 1975年、東京都生まれ。17歳の頃、寺山修司の短歌をきっかけに作歌を始める。1999年、未来短歌会に入会し、岡井隆に師事。『念力家族』、『念力図鑑』、『抒情の奇妙な冒険』、『念力ろまん』の4歌集のほか、著書に『笹公人の念力短歌トレーニング』、和田誠との共著『連句遊戯』、朱川湊人との共著『遊星ハグルマ装置』、絵本『ヘンなあさ』(本秀康 絵)など。現在「未来」選者、現代歌人協会理事、大正大学客員准教授、文化学院講師。笹氏の短歌が原案の連続ドラマ「念力家族」がEテレにて放映中。
 2008年、文化庁主催「「言葉」に関する参加体験型講習の指導者養成事業」の講師として福島県、神奈川県で教員への研修、中学校での授業を行った。「牧水・短歌甲子園」審査員を2012年の第2回以来務めるなど、若い世代への指導経験も豊富。