群馬県立土屋文明記念文学館

130周年

特別館長日記

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令和3年2月14日(日)

青々とゆたかなる上毛(かみつけ)をめぐる山遠くかすめり雪残る山も(『続青南集』昭和39年)

いろいろなことがあってしばらく日記を休んでしまいました。
その間に春の訪れが実感できるようになりました。八幡塚古墳の頂上からながめると、文学館の向こうに見える榛名山は霞がかかり、穏やかな春らしい色をしています。

年により咲く木咲かぬ木遅早の梅は歌ふと植ゑしにはあらず(『続々青南集』昭和44年)

文学館の南の「方竹の庭」(東京南青山の土屋家旧宅から移植した庭)は、最近植木屋さんに手入れをしてもらったので、かなりすっきりしました。
梅の木が何本か植えられていますが、いずれも遅咲きらしく、まだほとんど花をつけていません。それでもよく見ると一輪咲いていました。

年々に衰へしるき方竹のやや持ち直す去年より今年(『青南後集』昭和50年)

文明先生が愛した、茎が四角いシホウチクは、若緑の葉をたくさんつけて元気な姿を見せています。
まだ決して予断は許されませんが、新型コロナウイルスの状況も明るい兆しが若干見えているような気がします。憂いなく春を楽しめるようになることを心より願っています。


  

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